クラブチープトリックのバックステップです。最終プロトタイプなので、実際の商品とは少し違うかもしれません。
【使用した工具類】
スナップリングプライヤー、3番・5番・6番のHEXレンチ
【部品一式】
ノーマルステップを移動させて使うので、部品はこれだけです。
シフトペダルはノーマルと交換し、ボルト類は付属のものを使います。
【調整円】
バックステップを2つの円盤ではさみ、それをボルトで締結するという構造になっています。
それぞれが自由に回転するので、ボルトを外すと穴の位置がずれてしまいます。
【シフトペダル】
シフトペダルをステップに留めているスナップリングを外します。
【左側ステップを外す】
赤丸のボルトを外し、左側ステップを車体から取ります。
【割りピン】
割りピンを外し、ワッシャ・シフトペダル・ゴムブーツを外します。
【ロッドの接続】
バックステップをロッドに付け、ワッシャを入れて割りピンで留めます。
【左側の固定】
付属の皿ネジでバックステップを車体に仮止めします。
【ペダル】
付属のペダルを確認します。
この向きでシャフトが固定されているとペダルを付けられません。
その場合は芋ネジを外して反対側に固定しなおします。
【調整ボルト】
ペダル位置を調整するためのボルトは2種付いています。
とりあえず長い方を使いますが、調整してもペダル位置が低すぎる場合は短い方に付け替えてください。
【ステップの接続】
ペダルとバックステップをボルトで接続します。
【ステップの調整】
ステップを仮止めし、調整円を回して位置を調整します。
チェーンガードを固定しているボルトと干渉して回しにくいかもしれません。
位置を決めたらステップ・バックステップを本締めして固定します。
【ペダルの調整】
調整ボルトを回し、ペダルの位置を調整します。
ボルトを締めこむ(見えている部分が短くなる)とペダル位置が上がり、緩めるとペダル位置が下がります。
調整が済んだらナットをしっかり締めて固定します。締め方が緩いと走行中にボルトが脱落して変速できなくなります。
【右側を付ける】
バックステップを固定し、それにノーマルステップを付けます。
調整円を回して位置を調整し、本締めして固定します。
必要に応じてブレーキペダルの位置を調整してください。
ストップスイッチの長さが足りないようなら無理に引っ張らず、延長ケーブルを作成する等してください。
【ステップのオフセット】
このバックステップの厚み分、ステップが外側にオフセットされます。
薄くすると今度は矢印の部分が干渉するので、これはどうしようもない(タンデムステップをホルダごと外せば別ですが)ようです。
このせいで乗車時は内股になってしまいます。タンクにパッドを付けるとか、膝の部分に詰め物があるパンツを履けば気にならないと思います。