ガッツのあるページ

少し前傾になり、これが本来のスタイルなんじゃないかと思えるくらいすごくしっくりきます。
ジャンク品なので良くわかりませんが、多分ハリケーンのNS-1用のものだと思います。
ノーマルに近い形状で、下げの角度を付けていくと上からハンドルが垂れ下がるような感じになります。
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姿勢に無理があるのか、流れに乗って走るなど同じ姿勢を続けているとすぐに体中が痛くなるのでノーマルに戻しました。
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バックステップを付けたのでもう一度付けてみました。
バックステップとの組み合わせならポジションも無理がなく、長距離を走ると腰が痛くなるだけで済みます。

【使用した工具類】

10番のメガネ、6番と10番のヘックスソケット、スピンナハンドル
12番のスパナ×2(クラッチワイヤ調整)、10番と14番のスパナ(アクセルワイヤ調整)
2番のプラスドライバー、小さいマイナスドライバー等
油性マジック、シリコングリス

【バーエンド】

バーエンド、というより振動軽減ユニットを外します。
矢印の穴(裏側にもあります)でユニットが外れないようにがんばってるツメを押してユニットをフリーにして外します。

【振動軽減ユニット】

ノーマルハンドルの中にはこんな錘が入っていて、振動が抑えられています。

【マーキング】

ノーマルに戻す時のために、スイッチボックスなどの位置を油性マジックでマーキングしておきます。
でもスイッチボックスとスロットルボックスには位置決めピンがあるのでいらないかもしれません。

【ストッパリング】

小さいマイナスドライバ等でストッパリングを外します。

【ハンドルを外す】

6番のソケットとスピンナハンドルで緩めます。普通のHEXレンチでは歯が立ちません。

【スイッチボックス】

スイッチボックスのネジは裏面にあるので、ハンドルを外してからでないと緩められません。
ハンドルに付ける時も、ハンドルを車体に付ける前に装着します。

【角度】

セパハンの垂れ角はこのくらいがちょうどいい感じでした。
もちろん好みによりますので、何度も試乗してしっくりくるところを探しましょう。
マジックで基準になる合いマークを書くとやりやすいです。
1歯ずらすだけでもかなり変わります。

【ハンドルの開き】

いろいろな物を目印にして、ハンドルの開き具合を調整します。
このくらいがちょうどいい感じです。もう少し狭めてもいいと思いますが、狭めすぎるとハンドルとタンクに手が挟まるなどしてフルロックできなくなります。

【ブレーキホース】

社外セパハンに替えると、ノーマルのブレーキホースの取り付け角度では合わなくなります。
赤丸のボルトを少し緩め(緩めすぎるとフルードが漏れたりブレーキラインにエアを噛んだりします)、矢印の方向にホースをずらします。

【アクセルワイヤ】

社外セパハンにして左一杯にハンドルを切るとメーター類にアクセルワイヤが干渉するかもしれません。
その場合はここを14番のスパナで回して向きを変えます。

【アクセル側】

スロットルチューブ内にシリコングリスを吹き、ハンドルに装着します。
その後ホルダーに固定し、ブレーキホルダーを装着し、スロットルの遊びとミラーの角度を調整します。

【クラッチ側】

クラッチ側のハンドルにスイッチボックスを取り付けてからホルダーに装着します。
クラッチレバーホルダーを装着し、クラッチの遊びとミラーの角度を調整します。

【ウエイトバランサー】

振動軽減用のウエイトバランサーを付けました。
HURRICANEのスチール製φ30砲弾型ウエイトバランサースチール、ステンレスハンドル内径φ18~19mm用です。

【原理】

六角レンチで締めていくとゴムが圧縮されて太くなり(上)、ハンドルから抜けなくなります。
外す時に緩めすぎるとハンドル内部にゴム部分とナットが残ってしまい、千枚通しやフック、コルク抜きなどをゴムに刺して引っ張る羽目になります。

【完成】

セパハンを付け、グリップも交換し、バランスウエイトも付けました。