【使用した工具類】
10-12番のメガネレンチ、13番のコンビネーションレンチ
2番のプラスドライバー、濡らしたウエス、キッチンペーパーなど
【スウェッジラインメッシュホース】
スウェッジラインのステン&ブラックスモークコーティング・メッシュホース。
フルードと交換用のチューブが付いてます。
【ホースの下を外す】
キャリパーからホースを外し、廃ブレーキフルード入れに先端を入れておきます。
濡れウエスで養生してから外すか、外した後写真のようにボルトを付け直して水でブレーキフルードを洗い流します。
【ホースの上を外す】
濡れウエスで養生してからバンジョーボルトを外し、ホースを下に抜きます。
【ブレーキホースを外す1】
ブレーキホースを固定しているボルトを外します。
【ブレーキホースを外す2】
右サイドカウルを外し、ハンドルを右に切ってからゴムブッシュで固定されている部分を外します。
かなり固いうえに作業しにくいですが、ドライバーの軸などでこじって動かしてブッシュと金具の隙間を広げ、だんだん太い棒に替えてこじっていくと外れます。
【ゴムブッシュを外したところ】
こんな感じに外します。
【ホースの比較】
上がノーマルホース、下がメッシュホースと付属品。
【バンジョーボルト】
この向きでボルト・ワッシャ・アダプタ・ワッシャの順で組みます。
【キャリパー側】
キャリパーにアダプタを組み付け、固定します。
埃を噛むとそこからフルード漏れを起こすので、取り付け部分やワッシャなどを綺麗にしてから作業してください。
【下側の装着】
ノーマルホースと同じようにホースを下に通し、キャリパー側のアダプタにホースを固定します。
固定する時にはホースが捩れて固定され難いよう、ホースを逆方向に回すように力を加えます。
【上側の装着】
ホースにバンジョーアダプターを取り付けてからワッシャを付け、バンジョーボルトで固定します。
埃を噛むとそこからフルード漏れを起こすので、取り付け部分やワッシャなどを綺麗にしてから作業してください。
【エア抜き1】
リザーバーの蓋を開け、ブレーキレバーをあおってフルードを送り込みます。
このくらいまで減ったらキッチンペーパー等で古いフルードを綺麗に抜き取り、新しいフルードを入れます。
【エア抜き2】
ブリーダーボルトに8番のレンチをかけてブリーダーに付属のチューブを付け、先端を廃ブレーキフルード入れに入れます。
手ごたえは出ませんが、新しいブレーキフルードが出てくるまでブレーキフルード交換と同じようにやります。
新しいブレーキフルードが出てきたら、時々休憩して間をおきながらしっかりした手ごたえが出るまでブレーキレバーをあおってリザーバー側に気泡を出します。
手ごたえが出たら気泡が混じらなくなるまでブレーキフルードを排出します。
【蓋を閉める】
リザーバーに濡れウエスを巻いてリザーバーの線までブレーキフルードを注ぎ、ゴムをこの形に戻して蓋を閉めて終わりです。
ブレーキフルードがあふれた場合は濡れウエスで綺麗に拭き取ってください。
【完成】
ホースの剛性が高いので固定しなくても暴れ回ったりはしません。
でもどうせ専用品なら固定金具とかブッシュが付いてても良かったのに。