ガッツのあるページ

ステムベアリングのグリスアップをしました。3年1万キロではまだまだ平気なようでした。

【使用した工具類】

ブレーキクリーナー、ジャッキ、綺麗なウエス等
ブレーカーバー、6番のHEXソケット
8と12のT字レンチ、12-14と17-19のメガネレンチ
30番のコンビレンチ、50mmに対応したフックレンチ、グリス
2番のプラスドライバー、小さいマイナスドライバー

【サポートを外す】

まずフォークを外します。
赤丸のボルトを外し、ロアーブラケットからサポートを外します。
ケーブル類を脇に除け、ロアーブラケットが抜き取れるよう準備します。

【ブラケットを外す】

センターナットを外してアッパーブラケットを取り外し、フックレンチで矢印のステアリングステムナットを外します。
外してしまうとロアーブラケットが落下しますので、手で支えながら外してください。

【アンダーブラケットを外す】

下にシートを敷くなどして準備した後、アンダーブラケットを下に抜きます。
写真ではケーブルを除けていないのでひっかかっています。当然ボールがぽとぽと落ちたので、全部取ってしまいました。

【上側のベアリング】

こちらもボールを全て取ってしまいます。
ちょう度が3~4号の硬いグリスがたっぷり使ってあり、一部変色してますがまだまだ問題なさそうです。
が、綺麗に全てぬぐい取ってしまいます。

【古いグリスを取る】

古いグリスをブレーキクリーナーで洗い飛ばし、綺麗にします。

【新しいグリス】

新しいグリスをたっぷり付け、ボールを埋め込みます。
写真の状態ではグリスが少ないかもしれません。

【トップ側】

トップコーンレースを付け、ぐりぐり回してなじませます。

【ボトム側】

古いグリスをぬぐい取り、新しいグリスをたっぷり付けます。
これではまだ少ないでしょう。

【アンダーブラケットを付ける】

古いグリスをぬぐい取り、たっぷりグリスを付けてボールを埋め込みます。
グリスが少ないと簡単にボールが落ちてしまいます。
ボールを埋め込んだら車体に組み付けてステアリングステムナットを仮締めします。衝撃を与えるとボールが落ちてしまうので慎重に。
組み付けたら、左右に同じようにスムーズに動くようステアリングステムナットの締め付けを調整し、アッパーブラケットを取り付けます。