2ch某スレでマヨチューンと呼ばれるピストン加工 【加工1】manabuさんの書き込みから、こんな感じかなーと初めて加工してみた時の物です。 これでも最高油温が5℃下がりました。 【加工1のその後】溝彫り加工したピストンの裏側が茶色く変色しています。 エキマニにサーモバンデージを半分だけ巻いて使っていましたが、やはり放熱がうまくいかないようです。 【加工2】はたしてこの加工はクリアランス過少にも効くのか? と素朴な疑問が浮かび、試してみたくて辛抱たまらんので加工しました。 でも彫刻が微少すぎる、とダメだしを受けてしまいました。 【設計図】manabuさん監修のもと、スタンダードなピストン加工図を描きました。 ピッチや形状によって効果が変わると思えるので、これをベースにいろいろな加工をすると良いでしょう。 EPSデータをpiston.zipに置きました。 【オイルリング側】切削屑がリング溝に入らないよう目張りをしておきます。 油穴部分に両刃ヤスリで目印兼ガイドを彫ります。 油穴と油穴の中間部分にも同様に彫ります。 その後細い丸やすりであるていど彫り広げておきます。 【ピストンスカート側】ピストンスカート側は3mm間隔で目印兼ガイドを彫っていきます。 【丸棒ヤスリで加工】ヤスリが暴れないようガイドにあわせて丸棒ヤスリで彫っていきます。 長さ2mm、深さ0.5mmが目安です。 【バイスに固定】余分なところを削ってしまわないようにビニールテープをこの位置に張り、動かないようバイスに固定します。 【ドリルで彫る】ドリルのチャックに砥石を装着し、ぎゅんぎゅん彫ります。 【加工3】一応完成とします。 いつだって現実はきびしい。 【加工3のその後】気温が低く、エンジンとオイルが冷え切っている時は始動してからしばらく白煙を吹くようになりました。 おそらく油温が低い(粘度が高い)時には増えた油膜を掻き落とし・排出しきれない為だと思います。 もう少し彫りを浅くするか、油穴を拡大して排出能力を上げるかした方が良いようです。 【設計図2】manabuさんのダメ出しを受けて、加工図を描きなおしました。 溝の間隔を広げ、彫りも半分の深さにし、オイルリング側の加工も無くしました。加工1に近いごくシンプルなものになりましたが、ネガも少なく白煙を噴くことも無いはずです。 EPSデータをpiston2.zipに置きました。