ガッツのあるページ

【使った工具】

キャブレタージェット・ドライバー、2番のプラスドライバー
細い金棒(千枚通しやヘックスレンチ等)、プライヤー、バイスグリップ

【トップキャップ】

ここは普通開けなくても良いはずですが、経歴不明のキャブの場合は確認のため開けてみたほうが良いと思います。
このキャブはネジを潰してしまったので、バイスグリップで掴んでネジを外した後にホームセンターで買ってきたネジに交換してあります。

【トップキャップを外したところ】

丸印のパーツが無かったり、付ける順番が違っているとバネが効かないのでアクセルを戻してもキャブの反応がトロく、回転が落ちなくなります。
組み直す時には左端のパーツの黒いゴムの半円状の出っ張りと、キャブの半円状の窪みを合わせ、パーツの順番を間違えないように組んで下さい。

【パイロットエアージェット】

異物が無いか、穴がふさがっていないか確認します。

【チョーク】

チョークを引いてもすぐ戻ったりする場合は交換します。
プライヤーで掴んで回すと外れます。

【フロートチャンバボディーを外す】

4か所のネジを外します。

【フロートを外す】

フロートを固定しているピンの頭の無い方に細い鉄棒をあて、ハンマーやプライヤー等で叩いて押し出します。

【フロートを外したところ】

【ジェット類】

ジェット類をそれぞれ外し、汚れ・磨耗・詰まりをチェック清掃し、必要に応じて交換して元通り組み付けます。
キャブのオーバーフローがある場合はニードルバルブ・シート(右端)に異物を噛んでいるか傷があるはずです。
パイロットスクリュ(左端)は軽く締めこんだ後に1と1/4戻します。SEYより前の二次エア供給装置の無いモデルは1と1/2戻しです。冬場の極寒期はさらに1/8~1/4程度戻しても良いかもしれません。