【使用した工具】この調整は冷間時に行います。1番のプラスドライバー(サイドカバー外し用)シックネスゲージ、マイナスのラチェットドライバーラチェット、14番のソケットコマ、10番のヘキサゴンレンチ10-12と17-19のメガネレンチ、ライト 【T・D・Cインスペクションキャップ】T・D・Cインスペクションキャップを外します。 【マグネトキャップ】マグネトキャップを外します。 【バルブインスペクションプラグ】邪魔になるホーンやプラグケーブル、アース線などを外し、赤丸で囲ったバルブインスペクションプラグを外します。 【圧縮上死点】矢印の方向にクランクを回し、のぞき窓の矢印とジェネレータロータのT刻線を合わせます。その時タペットを指で動かしてみて、カチカチ動くようなら圧縮上死点です。動かない場合は外れなので、クランクを回してやり直してください。 【タペットクリアランス】タペットスクリュロックナットを緩め、タペットスクリュを回して隙間を調整します。指定では0.08~0.13mmなので、0.09mmあたりを狙います。まず0.10のシックネスゲージが入らないようにスクリュを締め、0.08のゲージが入ることを確認します。スクリュが動かないようにマイナスドライバーをあてたままロックナットを締めます。しっかり締めないと走行中にロックナットが外れ、エンジントラブルが起きますのできちんと締めます。その後もう一度0.10が入らず、0.08が入ることを確認します。もしそうでない場合はやり直しです。 これを吸気側、排気側両方で行います。