ガッツのあるページ

【使用した工具類】

コンクリートブロック、車載ジャッキ、グリス(WAKO’Sのウレアグリス)
ゴムハンマー、ブレーキクリーナー、5-56、エンジンオイルの余りもの
ボロタオル、キッチンペーパー、歯ブラシ、100円のステンレストレイ
12-14と17-19のメガネレンチ、モンキーレンチ、プライヤー
2番(3番)のプラスドライバー、ラチェット
8・10・12・14のソケットこま、エクステンションバー

【リアタイヤを外す1】

まず、接地した状態でナットを緩めます。
前に締めすぎたらしくとても固かったので、5-56を吹いてメガネを足で踏みました。

【リアタイヤを外す2】

1の割ピン(矢印)を真っ直ぐにして抜き、ナットとリヤーブレーキトルクリンクを外します。
2のナットを外してブレーキロッドを外します。
コンクリートブロックにジャッキを載せ、車体下部(エンジンガード)にかけてタイヤを浮かせます。
その後リヤーアクスルナット(最初に緩めたやつ)を外し、シャフトをゴムハンマーで叩いて出し、引き抜きます。
その時ポロポロとパーツが落ちてくるので、無くさないように、どこにあったか忘れないようにしましょう。

【ドラムブレーキの掃除】

スプロケからチェーンを外し、タイヤを外してしまうとドラムブレーキを開けられます。
ブレーキクリーナーでブレーキダストを洗い流します。
エアで吹き飛ばそうとは考えてはいけません。

【ドライブチェーンディフェンスを外す】

矢印のボルトを外してドライブチェーンディフェンスを外します。
表側に2本あります。

【リヤーショックアブソーバロアーボルトを外す】

ナットを外してボルトを抜きます。
矢印の部分にボルトが引っかかるので、がんばるかプライヤーで掴んで抜いてください。
もしナットとボルトが共回りするようなら両方にメガネをかけるか、片方はモンキーで固定します。

【クッションレバーシャフトを外す】

片方はモンキーで固定します。

【スイングアームピボットシャフトを外す】

スイングアームピボットシャフトを外します。
これでスイングアームが外れます。外すとオイルシールがぽとぽと落ちるので無くさないようにしてください。
ついでにエンジンスプロケットカバーを外します。

【リアショックを外す】

ボルトを外し、リアショックを分離します。

【クッションレバーを外す】

ボルトを外してクッションレバーを取り外します。

【リアショックのグリスアップ】

真中の部分は360度動くので、古いグリスをキッチンペーパーで拭き取り、新しいグリスを塗りこみ、オイルシールを付けます。
上下とも同様にグリスアップし、元通り組み付けます。

【クッションレバーのグリスアップ】

バラバラにして古いグリスを拭き取り、新しいグリスを塗りこみます。
棒状のベアリングを元通りに入れ、グリスを塗りこみます。
スペーサーを押し込んでダストシールを付け、元通り組み付けます。

【スイングアームのグリスアップ1】

スペーサを押し出して、なるべく古いグリスを拭き取って新しいグリスを塗りこみます。

【スイングアームのグリスアップ2】

オイルシールにもグリスを塗って取り付けます。

【チェーンを外す】

ギアを1速に入れて回り止めにし、エンジンスプロケットボルトを外します。
エンジンスプロケットとチェーンを外します。

【チェーンの洗浄】

トレイにチェーンを入れ、余りもののオイルをかけて歯ブラシで洗います。
気の済むまで洗ったらタオルでオイルを拭き取ります。
そのままだと組み付けた時に汚れたオイルが垂れてくるので、気にする人はもう一度きれいなオイルで洗ってきれいにしてください。

【スプロケの掃除】

オイルのついたタオルでスプロケを拭いてきれいにします。
エンジンスプロケットも同様に拭いてきれいにします。

【スイングアームの組み付け】

スイングアームにチェーンを通し、車体に組み付けます。
エンジンスプロケットに錆び除けとしてグリスを塗って組み付けます。
後は外す手順と逆に組み付けていきます。

【タイヤの組み付け1】

右側はこうなります。

【タイヤの組み付け2】

左側はこうなります。
チェーンアジャスタが動かせるように、緩く締めます。

【リアブレーキ関係の組み付け】

まずブレーキロッドを付けます。
次にリヤーブレーキトルクリンクを組み付けて割ピンを通し、2つに割って外れないよう曲げます。
一旦ジャッキを完全に下ろしてギアをニュートラルにし、タイヤを後ろ一杯に引きいてチェーンアジャスタを左右同じ数値にします。
タイヤを↓に回してチェーンの中間位置のたるみが25~40mmなら適正です。
リアーアクスルナットを本締めし、リアブレーキの調整をして終了です。